今回はグラフィックカードを「SAPPHIRE VAPOR-X HD5770」から
「EVGA GeForce GTX1060 SC GAMING」に交換したので、
感じたことをレビューします。
「SAPPHIRE VAPOR-X HD5770」は初めて自作にチャレンジしてからずっと使用していましたが、結構カクつくゲームが出てきたので交換を決意しました。
あとは、GeForce Experienceを使用してPCゲームをスマホで
やってみたりしたかったのもあります。
約６年間も使用できてましたのですごいと思います。
もう少し早くに壊れると思っていたのですが、
どうやら当たりを引いたみたいですね。
まだ、壊れる様子はなかったです。
それでは、本題に入っていきたいと思います。
EVGA GeForce GTX1060 SC GAMINGについて
今回購入したグラフィックカードはGTX1060の6GB仕様です。
GTX980と同等かそれ以上の性能を持っているにもかかわらず、
消費電力が低く、優れたコストパフォーマンスを持っています。
GTX1070や1080には劣りますが、4Kにこだわらなければなかなかのパワーです。
フルHDであればほとんどのゲームが高画質でプレイできるでしょう。
DVI-D、HDMI、DisplayPort×3とディスプレイを繋げるインターフェースも
豊富なため、デュアルスクリーン環境も簡単に構築できます。
また、付属品のマニュアルに関しては日本語があるので安心です。
さらに、３年の保障付き。
ただし、このグラフィックカードは日本で購入できません。
海外のAmazonで購入する必要があります。
私は偶然ヤフオクで売っていたものを２８０００円で購入しました。
海外以外で購入したい場合は中古品を買う覚悟をしないとダメそうです。
EVGA GeForce GTX1060 SC GAMINGの仕様
ＣＵＤＡコア
1280
ベースクロック
1607 MHz
ブーストクロック
1835 MHz
メモリクロック
8008 MHz
メモリ量
6144 MB, 192 bit GDDR5
最大バンド幅
192 GB/s
大きさ
縦 約11cm
横 約17cm
高さ ２スロット分
補助電源ケーブルを接続する場所が手前についています。
横幅が狭くサイドパネルにファンをつける仕様だと干渉してしまいます。
EVGA PowerLinkという補助電源コネクタを購入すればケーブルを付ける位置を
変えられるそうですがAmazon.comでしか購入できないため、使用していません。
EVGA GeForce GTX1060 SC GAMINGの性能はどれくらい？
今回は「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」
を使用してどれくらいの性能が出るのか測定してみました。
パーツ構成
CPU:Corei5 4670
GPU:EVGA GeForce GTX1060 SC GAMING
画質はどちらも最高品質で実行
SAPPHIRE VAPOR-X HD5770の場合
SAPPHIRE VAPOR-X HD5770ではスコア1886と悲惨な状態でした。
温度
GPU５０℃～５５℃、CPU４１℃～４３℃、
電力
153W～156W
EVGA GeForce GTX1060 SC GAMINGの場合
こちらがEVGA GeForce GTX1060 SC GAMINGに換装してから
測定したスコアです。
温度
GPU６０℃～６２℃、CPU５２℃～５５℃、
電力
189W～197W
CPUの使用率が上がっていました。（効率よく動いている？）
以前のグラフィックカードはCPUの足を引っ張っていたみたいです。
消費電力は上がりましたが、性能の差を比較すると
まったく気にならないレベルでした。
ちなみにアイドル時は約49Wと非常に省電力です。
おそらく、温度が上昇するまでファンが止まっている
「セミファンレス」の効果でしょう。
EVGA GeForce GTX1060 SC GAMINGの感想
個人的には大満足。
通常での使用で電力が上昇すると思っていましたが、
むしろ下がったところがうれしかった。
以前よりも静かになったところも良いポイントです。
これぐらいの性能が出ていれば、当分の間はやっていけそうかな？
