GPDWin2とSMACH Zの発売が近づいてきて、手にとるのが楽しみですよね。
GPDWin2に関しては日本でも正式に予約販売を受け付けるようになり注目がさらに広がってきています。
ですが、ここにきてなんと2つの画面を搭載するスライド式ゲーミングPC「PGS」に動きがありました。
詐欺だといわれてしまいクラウドファンティングをキャンセルしたり、イベントにも全く姿をあらわさなかったりとドタバタな状況にあるPGS。
デュアルディスプレイ搭載、スマートフォンのようなコンパクトな設計、破格な値段と実現できるかどうか怪しいですよね。
しかし、もし本当に発売されればUMPC業界を震わせることになるでしょう。
夢がたくさんつまった小型PC、PGSシリーズについて現在の状況をまとめていきたいと思います。
PGS Hardcoreと思われるモックアップが公開される
そんなPGSシリーズですが、FaceBookの公式ページにて3月10日にボディを手に取る写真が公開されました。
まだ本体にWindowsの画面を印刷したシールが貼られているだけですが、とりあえず開発は継続しているようなのでこれからの動きにも注目です。
気になる方は、SNSをチェックしておきましょう。
現在購入予約できるPGSシリーズは3種類
自分の環境に合わせて3つのラインナップから予約することが出来るため、ゲーム用意外にも活躍することが出来そうです。
予約限定の割引を含めて購入できる金額は以下の通りです。
PGS Lite
$259(約27,000円)
PGS Hardcore
$319(約34,000円)
PGS Hardcore Titanium
$599(約63,960円)
価格に差がある分、それぞれスペックが大きく変わってきます。
なお、本体の色については白、黄、ピンク、青、灰、黒の6種類の中から選べるようになっているようです。
PGS Liteのスペック
液晶:1280×720(5.5インチ)
CPU:Atom Z8750
メモリ:4GB
ストレージ:64GB
通信:Wifi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth
インターフェース:USB-C、MicroSDスロット、5.0MPカメラ
バッテリー:4080mAh
大きさ:縦71×横145×高さ11
重さ:245g
GPD Winと性能はほぼ同じで、今のところ実現性が高そうなスペックですね。
スピーカーがステレオという点と色の指定が出来るという点ではやや有利か。
しかし、すでにGPD Win2も予約が開始してしまっているのでなんともいえません。
PGS Hardcoreの追加要素
Hardcoreは強化はもちろん、追加されている機能も複数あるのでLite版とは全く別物として考えていいでしょう。
・画面の解像度が1920×1080(6インチ)に上昇
・CPUがCoreM3-7Y30に強化
・メモリが8GB、ストレージが128GBに変更
・2つ目の液晶ディスプレイ(3.3インチ)が追加
・バイブレーション機能が追加
・バッテリーの容量が6000mAhへ
ここまで来てようやくGPDWin2と互角に渡り合えそうなスペックとなります。
特に注目なのが、画面が2つとなりデュアルディスプレイが実現するということと、CPUの性能が大幅に上昇しているという点です。
キーボードは廃止され、2つ目のディスプレイがキーボードやノートパッドの変わりになるそうです。
変わりにサイズが縦91×横172×高さ21で重さ320gと大きくなっていますが、追加要素が凄すぎるため全く問題ないと思います。
ただしこの大きさだと、排熱がしっかりと出来るのかが不安でもありますね。
PGS Hardcore Titaniumの追加要素
Hardcoreの上位互換ということでパソコンとしての性能がさらに上昇しています。
変更されている点はあまりないので、純粋な性能強化版として考えていいでしょう。
・CPUがCore M3-7Y32へとさらに強化
・メモリが16GB、ストレージが256GBに変更
驚きなのがサイズの変更がないことです。
CPUの性能が上がる分さらに熱に関して不安が出てきます。
実現すれば、わりとすごいことになりそうですね。
AndroidOS廃止が残念
魅力的だった要素のひとつであるWindows10とAndroidのデュアルOS機能が廃止されてしまっています。
どうやら切り替えることがうまくいかなかったようです。
PGSでは搭載OSはWindows10のみとなっています。
スマートフォンとパソコンを同時に持つということを希望していた方にとっては残念なお知らせでした。
しかし自分でAndroidをインストールすることによって、起動時にOSを選択出来るようにする予定だそうです。
PGSシリーズの販売価格について
おそらく、HardcoreとTitaniumに関してはほぼ間違いなく販売価格が上がると思われます。
CoreM3-7y30を搭載しているのに4万円以内に収まるとしたらとんでもないことになるでしょう。
まとめ
今回は、PGSシリーズに関して現地点での公開情報をまとめていきました。
発売を予定していた当時とは大幅に異なって、超絶進化をしているPGSは果たして本体に発売する日が来るのでしょうか?
今までは、写真ばかりで本体の模型が一つも公開されなかったため不安でしたがようやくこれからの動きに期待が持てるようになった気がします。
GPDWin2とSMACH Zは発売間近!
GPDWin2とSMACH Z あなたはどっちを選ぶ?
今年は色んな製品が発売されるので、お財布が持ちませんね(笑)