大分前からクラウドファンティングの出資を募集したり発売告知をしてきたSMACH Zですが、GPDWin2がいよいよ発送されるという中で、ついに公式サイトにて予約が可能になりました。
SMACH Zといえば、PSVITAのように携帯機端末でありながら高性能なCPUとゲーム向けのパッドを搭載した夢のようなUMPCです。
パソコンは熱を持ちやすく、小型化させることが非常に難しいとされているので実現させるのが難しいのです。
デスクトップで高負担のゲームをプレイしている方にとっては、非常に魅力的な端末だと思うのでぜひ発売はして欲しいですね。
今回は、SMACH Zが予約を開始したと同時に変更された点についても紹介していこうと思います。
SMACH Zが公式サイトで予約出来るように
出典:SMACH Z公式サイト
もともとAmazonで予約することが出来たのですが、モックアップ等の画像や動画も少なくて不安でした。
しかし、SMACH Zの公式サイトが開設されて、いよいよ本格的に予約出来る段階に入ったようです。
発売は2018年の10月から12月を予定されているようで、価格に関しては10%の割引が適応されており
SMACH Z通常版が80,910円
PROが107,550円
ULTRAが130,050円
となっています。
ULTRAはとんでもなく値段が高いですが、メモリ16GBとストレージ256GBを積んでいるため、さらにゲーム専用に特化したゲーミングPCと言えるでしょう。
複数の延期を繰り返していたり、プロジェクトが破綻してしまっている経緯があるので予約するにはリスクが伴ってしまいますが割引価格はとっても魅力的。
数量限定となっているので、お金に余裕があってパソコンのゲームをポータブル端末で持ち運びたいのであれば予約しておきましょう。
(一応、いつでもキャンセル出来るとは記載されていますが保証は出来ません)
日本のAmazonで、正式に購入できるようになるまで待つのもいいと思います。
SMACH Z スペックの変更点
CPUがMerlin FalconからRizenに変更
出典:SMACH Z公式サイト
前回のスペックでも3Dゲームを持ち運んでプレイするには十分な性能を持っていましたが、RizenシリーズのEmbedded V1605Bに仕様変更されたことによってCPUの性能が大幅に上昇しました。
特に、グラフィック性能に関しては最新のVega8を使用しているため3D描写能力も期待していいと思います。
CPU単体としての性能も高く、UMPCの4コア8スレッドは非常に魅力的です。
小さいUMPCにコレほどのパーツが搭載されているのは、新世代の技術を感じさせれられますね。
本体の色は7種類の中から選択可能
出典:SMACH Z公式サイト
SMACH Zに付けることが可能なシェルケースが7種類あり、赤、青、緑、黒、白、ゾンビ、金の中から好きな色を選択できるようになっています。
人によっては端末の色にこだわる方もいると思うので、カラーを選ぶことができるのはとても嬉しいですね。
ゾンビとゴールデンは特別感が強く、他の端末にはないオリジナリティがありますが値段が他の色よりも高めに設定されているので悩みどころです。
シェルケースは単体でも販売しているので気分によって付け替えていくといった使い方も出来ます。
自由にパーツを選んで変更出来るBTO対応
出典:SMACH Z公式サイト
基本の構成は通常版、PRO、ULTRAの中から選ぶことになるのですが、カメラを非搭載にしたりメモリとストレージの容量を変更したりして自分だけのSMACH Zを構築することが出来ます。
それぞれの項目はグレードアップすると、価格もそれなりに上昇してしまってコストパフォーマンスは悪くなってしまう。
オーバースペックにならないよう、自分の使用用途を考えて決めていくといいでしょう。
OSも基本はLinuxベースのSMACH OSなのですが、Windows10もデフォルトのOSとして変更出来るため、使い慣れた環境でゲームプレイを楽しめます。
SMACH Zの予約が始まったが・・・一体どうなる?
予約は出来るようになっているのですが、まだ正確な発送日は決まってなく実物を公開している動画などもないためリスクはあります。
気軽に手を出すことが出来る金額ではなく、ゲームをプレイできるデスクトップPCを購入できてしまうほど高価な買い物になってしまうのが難点です。
発売されれば、GPDWin2と同じように注目をあびることはまず間違いないでしょう。
このようなゲーム用小型PCが会社からも普及されるようになると、ゲーマーとしては嬉しいですね。
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