所持しているノートパソコンの容量が少ないと感じたら、今使用している記録メディアの容量をあげるよりも外付け用のハードディスクやSSDを接続して利用したほうがいい場合がある。
ノートパソコンにあらかじめ入っている記録メディアは交換してしまうと、クローンを作成していない限りOSを再インストールしなければなりません。
そこで、出来るだけ薄くてUSB3.0接続という条件で探してみたところ、ある商品にたどりついた。
それが玄人志向が販売している薄型ドライブケースGW2.5US-SU3だ。
今回は、GW2.5US-SU3を利用してみて思ったことをレビューしてみたいと思う。
GW2.5US-SU3をレビューする
箱の色はAmazonの見本と異なっているので、購入する型番を間違えたと思ったがそうではなかった。
中身を確認すると、ドライブケース本体、説明書、USBケーブル、ネジが付属している。
中の部分はこんな感じです。
ドライブが取り外しやすいようにプラスチックのようなシールが貼ってあります。
薄くて軽いHDDケースを探しているならGW2.5US-SU3がおすすめ
現在販売している外付けケースの中で、この商品ほど薄さに優れている製品はないと思うので、とにかく軽さと大きさの小ささを条件として外付け用のケースを探している方にピッタリ。
UWSPに対応しており、USB3.0にて接続出来るということで速度面に関しても問題はなく高速通信をすることが可能です。
特徴は何といっても厚みの薄さと軽さ。
2,000円台で購入した割には、あまりにも軽すぎて小さいサイズのため耐久面に不安が出てきてしまうほど。
作りはそこまで頑丈ではなく、どのくらいの衝撃で壊れてしまうのかが気になりますがとりあえず落としたりしなければ大丈夫そう。
内部の衝撃対策もないということで持ち運び用途でこの外付けケースを利用するのであればHDDよりもSSDのほうが適していると思われる。
厚さは8.6㎝ととってもスリム。9㎜サイズのメディアは接続することが出来ないということには注意しよう。
厚さ7㎜に対応しているため、事前に記録メディアを準備している場合は厚さも確認しておくといいです。
私の場合、厚さが9㎜のSSDしかなかったため接続することが出来なかった。
しかし、保証が無効になるのを覚悟でSSDのねじを取り外し上蓋を外すことによって、とりあえずデータのやり取りをすることに成功しました。
公式の方法ではないためやるなら自己責任で。
装着したあとは特に動作に問題はなかった。
GW2.5US-SU3に付属するUSBケーブルについて
このケースの付属品であるUSBケーブルは40㎝と短く、一部のパソコンで接続すると接続が途中で切れたりしたため、この製品を利用する場合はUSB3.0に対応したケーブルを用意しておくといいかもしれない。
サンワサプライが販売しているUSB3.0マイクロケーブル(A-MicroB) 0.5m KU30-AMCSS05を利用してみた所、問題なく読み書きをおこなう事が出来ました。
もちろん、正常に通信が出来るケーブルに当たれば準備はしなくても大丈夫。
どちらにしても短く硬く取り回しがきかないケーブルなので、別のものが欲しくなるかも。
GW2.5US-SU3の欠点は?
一つ気になったのが、記録メディアの取り付けや取り外しがしにくいということ。
少し斜め上の状態からつけなければいけないため、端子が曲がってしまうのではないかとヒヤヒヤしてしまう。
(つけ方がへたくそなだけかもしれない)
正式な方法ではないが下のふたも外してから無理やりSSDを正面に来るようにすることで接続した。
この方法を利用すると、保証対象外になるので注意が必要です。
まとめ
外付け用のケースの中では値段がやや高めなのがネック。
ですが、ここまでスリムなボディのケースはなかなかありません。
本体に不具合はなく、データのやり取りは高速なので快適。
とにかくサイズを気にしていてコンパクトなケースを探しているのであればおすすめ出来る製品です。